口臭と肝臓との関係

口臭が肝臓が原因で起こる場合があります。
こういったケースは ４０歳過ぎ位から
発生するケースが多くなっています。

肝臓が正常に機能していれば
臭いの元となる物質が分解されますので
通常は臭いが発生する事はありません。

食べ物と言うのは口から体内に入り、胃で吸収溶解され、
栄養が吸収され、そして分解されます。
その後血液の流れとともに肝臓に送り込まれます。

このとき、肝臓には口臭の元となる物質も送り込まれるのですが、
普通は代謝によって排泄されるものが、
肝臓の機能が低下する事により分解しきれなくなって
臭いが発生してしまうのです。

こういったケースで発生する口臭はネズミ臭とも
言われることがあり、口の中に苦味を覚えるような
感覚があるようです。
更に悪化すると口臭が卵が腐ったような臭いや、
カビの臭い、それにニンニクが混ざったような臭いがします。

自分の臭いを自分で判断するのは難しいですが、
自分で口臭をチェックするには、コップや小さい容器などに
息を吐いて一度手で蓋をして 新たに一呼吸してから
中の臭いをかいでみる等で判断する事もできます。

お酒をよく飲む人などは肝臓に負担がかかっている
場合が多いので、一度ご自分でチェックをしてみることを
お勧めします。
それで、気になる臭いがあるようでしたら、
クリニックで肝臓の検査を受けてみる事をお勧めします。

肝臓の機能が正常、あるいは治療をしても
口臭が治らない場合は、口腔内に
原因があると考えられますので、
お口のケアはこまめにするようにしましょう。

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